桜木理化学機械株式会社で製作した評価試験装置の紹介を致します。
本システムは、600~1000℃における燃料電池セルの表面温度分布及び発電特性を測定することを目的としたものです。
サンプルを電気炉内にセットして各種燃料ガスを供給し、発電特性を計測すると同時に電気炉上蓋に設けた観察窓から熱画像カメラで発電中のサンプルセルの表面温度分布を計測することを目的としたシステムです。
・使用温度:MAX1100℃ ・ヒーター:SIC棒状ヒーター ・天井窓:サファイアφ95mm ・炉内寸法:W200×D200×H180mm |
・測定温度範囲:-40~2,000℃ ・フレームタイム:120フレーム/min ・温度分解能:0.025℃以下 ・検出波長領域: 3.5~4.1μm/4.5~5.1μm |
本システムは、雰囲気を制御(脱酸素、脱水分)したグローブボックス内で前処理されたサンプルをそのままGC-MSに導入し、質量分析が行えます。グローブボックス内にはハンディータイプのポータブルパオロライザーを装備していますので固体及び液体サンプルの加熱気化導入も行えます。
・加熱方式:キューリーポイント加熱 ・加熱温度:パイロポイル/160~1040℃ ・試料管:石英製φ6×36mm |
・イオン源:EI ・質量範囲:1.5~1,090m/z ・マスフィルター: プリロッド付高精度四重極 |
本システムは、多種類の混合されたガスを、約400℃の温度下で試料に接触させ、その試料の性能評価を行うことを目的としたものです。